唐辛子の『青い実は使えないの?』そんな農家の声から生まれた青切のコーレーグースと一味唐辛子
新商品について
12月20日、新たな商品として、厳選された沖縄県産の唐辛子を使用した「青切りスパイスシリーズ」を発売いたします。『青切』とは、熟して赤くなる前の緑色の状態で収穫した青唐辛子です。『青切』のフレッシュな風味とシャープな辛味を最大限引き出したコーレーグースと粗挽き一味を商品化しました。
コーレーグースでは、沖縄産の青切唐辛子を100%使用し、石垣島の泡盛に浸漬することで、青切のフレッシュな風味とフルーティーな泡盛が融合した逸品になりました。青切唐辛子のカプサイシンが泡盛に溶け込んでいて、切れのあるシャープな辛味を味わうことができます。
粗挽き一味では、沖縄県北部の東村で特別に栽培された中辛唐辛子を主原料にして、ほど良い辛さの一味に仕上げました。中辛唐辛子は料理の風味を引き立てるのに適しているため、ピクルスや炒め物など様々な料理に広く使われている品種を用いています。
商品ページ
一味唐辛子: <<https://yaeyamafarm.com/c/gr0/fruits/gr456/4562119128533>>
コーレーグース: <<https://yaeyamafarm.com/c/gr0/fruits/gr456/4562119128564>>
開発の背景
近年、独特の風味と鮮烈な辛さが特徴の島唐辛子が注目されています。島唐辛子は沖縄の食文化に深く根ざしており、地元の伝統料理に欠かせない香辛料です。しかしながら、手作業で収穫と選別を行う必要があることから大量生産が難しい農作物であり、商業的に栽培する農業生産者は依然として少ないままです。
島唐辛子は完熟した赤い実が好んで収穫されますが、完熟すると鳥害により食べられてしまったり、病害虫が発生しやすいことから、弊社では緑色の状態で唐辛子を収穫する『青切』という手法を取り入れ、効率的な栽培・収穫の流れを実現しました。これにより、鳥害や病虫害が発生する前に収穫でき、生産者の負担を軽減することが可能になりました。「青切スパイスシリーズ」は、沖縄の地域農業を支え、未来に貢献する新たな取り組みの一環として誕生したサステナブルなスパイスです。
青切島唐辛子の辛さは、完熟島唐辛子の8割程度になりますが、切れのあるシャープな辛味が特徴です。また、抗酸化成分であるポリフェノール含量を分析したところ、完熟よりも青切の実で1.5倍多いことが分かりました※※ 青切島唐辛子のポリフェノール含量は、1.81g/100g乾燥物であり、赤ワインの8倍も含まれています。そんな健康的でシャープな辛味をもつ島唐辛子を100%使用し、爽やかなコーレーグースに仕上げました。
粗挽き一味については、沖縄北部の東村で栽培された中辛唐辛子を主原料として、青切のフレッシュな香りと適度な辛味を感じられるよう、丁寧に粗挽き粉砕しました。
※※第24122226001/第24122226002(2024年12月18日)一般財団法人食品分析センター
『青い実は使えないの?』 そんな農家の声から生まれた青切のコーレーグースと一味唐辛子を、ぜひ体験してみてください。
沖縄 青切スパイスシリーズの特徴
●切れのあるシャープな辛味とフレッシュ感を味わえる青切コーレーグース
●沖縄北部の東村で栽培された中辛唐辛子を粗挽き粉砕した、ほど良い辛さの青切り一味
●赤ワインよりもポリフェノール(抗酸化成分)が8倍多い青切島唐辛子を使用
●『青切』で収穫することにより、農家の負担を軽減できるサステナブルなスパイス
ケレス沖縄/やえやまファームについて
ケレス沖縄/やえやまファーム(ロート製薬グループ)は、沖縄県で農畜産物の生産から、加工・流通・販売までを一貫して行う「6次産業化」に取り組んでいます。また、パインの搾りかす発酵飼料で育てた、旨味たっぷりの「南ぬ豚(ぱいぬぶた)」をブランド化するなど、環境に配慮した循環型農業を実践しています。『人を良くする・人から良くする』をスローガンに掲げながら、地域に根差したサービスを提供することで、新しい食農ビジネスや付加価値を創出していきます。
【会社概要】
■社名:株式会社ケレス沖縄/農業生産法人 有限会社やえやまファーム
■本社所在地:沖縄県石垣市平得554番地1
■代表取締役:中家 勝則(なかいえ かつのり)
■事業内容: 農業経営、農畜産物の生産加工販売、石垣島パインジュースの製造販売 など
■設立:<ケレス沖縄>1995(平成7)年12月14日、<やえやまファーム>2002(平成14)年12月
■オンラインショップ:https://yaeyamafarm.com/