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日本の食糧自給率の低下が叫ばれています

中家 勝則(代表取締役社長)

食糧の安定供給、有事の食糧安全保障の問題、農家の減少など、大きな社会課題につながっています。
そんな中で、我々が今危惧しているのは、日本の食が海外に頼りすぎた場合、生産者の想いや苦労などを直接知る機会が少なくなり、日本の食に関するさまざまな課題に対して、興味を持つ人が減ってしまうのではないかという危機感があります。
日本人の”いただきます”という言葉は「命をいただきます」という、命や作り手への感謝の気持ちから来ています。農畜産物の生産から販売までを一貫して行い、生産者である我々が、我々の生活から命をいただいていることで成り立っていることや生産者の想いをお客さまにお伝えすることが、日本の”いただきます”を守ることでもあると思っています。
そして、そんな本当の”いただきます”を理解した人々が、日本の未来の食に関する社会課題に少しでも目を向けてくれる社会の実現に向けて努力をし続けてまいります。